はじまり

きっかけは2016年の年末に開催されたハンサムフェスティバル。 
そもそもわたしはアミューズのとある俳優さんがすきで、その方目的でハンサムのチケットをとっていました。 

しかし年末で仕事が忙しかったのもあり、ストラボで配信されていた事前番組もほとんど見られておらず、会場に向かいながら、今回新人が多いけど全然誰が誰なのか分からないな……と思ったのを覚えています。 
当時、若手メンバーの中で唯一認識してたのはこれまでにハンサム参加経験のあるみぞたくだけ。 
あとは一緒に参加したアミュ歴の長い友人たちに、太田くんてFROGSとか劇プレのブラックパールに出てた子だよ~と言われて、なるほどあの子か~とぼんやり思ったくらいでした。 
(劇プレのブラックパールは自分も観に行っていたはずなのに、名前を聞いても顔を見ても全然ピンときてなかった) 


ドリフェス!のことも当然タイトルすら知らず、なんか公人とみぞたくが声優みたいなことをしてるらしい?ということは風の噂で知っていたものの、アニメを見たことも、キャラクターのビジュアルを見たことも無く、もちろん曲も全然知りませんでした。 
事前番組を見れていなかったこともあり、買ったパンフレットを見て、DearDreamって一体なんなんだ??と思った記憶もあります。 
でも正直、新人の顔と名前が一致してなくても別にその子たちを見に来たわけではないし、たとえ分からなくてもハンサムは絶対にたのしいイベントだということを知っていたので、あまり心配していませんでした。 


公演が始まって途中、突然アニメが始まったのにびっくりしました。 
なんだ?!となったけど、ドリフェスっていうのか~公人とみぞたくが声優やってるのこれか~と思いながら見ていたら5人組が出てきて、DearDreamってこのグループのことか~あ、みぞたくがいるな……と思って、かかったPLEASURE FLAGという曲は(わたしの中で)あまりハンサムっぽい曲ではなく、昔追っかけていたジャニーズを思い出すようなキラキラした曲で、ちょっと懐かしい気分になりました。 
続いて出てきた公人に、KUROFUNEってなんだ?!ていうかすごい服だな?!とまた驚きました。しかも、ハンサムの中ではダンスできない組の扱いだった公人がかっこよく踊っていた事にもびっくりでした 

そしてKUROFUNEの2人に、みぞたくとやたら顔のきれいな子が加わって流れた曲が「ユレルMIDNIGHT」。 
いやユレルMIDNIGHTってそのタイトルなんや?!?!と思ったのもつかの間、めちゃめちゃかっこいい!!!何だこの曲!!!!と衝撃を受けました。メロディも歌詞も振り付けも好みに合いすぎていて、全部全部かっこよかった…………。 
正直、ユレルMIDNIGHTに心を掴まれすぎて、その後のDream Greeting!のことはあんまり覚えていません(全員で7人なんだ~と思った記憶ぐらい) 


ハンサム終演後に友人と話したけれど、その子も同じことを思ったみたいで、「ユレルMIDNIGHTやばない?!」と一緒に盛り上がりました。 
あと、みぞたくってあんな子だったっけ……???という話もしたと思います。 
ハンサム2014のときの事前番組で新人ADをしていたことが記憶に残っていたけれど、あのときはなんだかちょっとフワフワしていて、先輩に一生懸命付いていっているという印象でした。 
そんなみぞたくが2016で新人ハンサムを仕切り、トークも上手で、ダンスもキメている姿を見て、DearDreamの活動が彼に良い影響を与えたのだろうなあとなにも知らないながらに思いました。 

ハンサムが終わってその日の夜、一緒に参加した友人たちとドリフェス!のアプリをダウンロードしました。 
リズムゲームは他にもやってはいたけど、アイドルたちの服を着替えさせるというシステムがあまりよく分からなくて戸惑った思い出があります(あとダウンロードした時ちょうどクリスマスイベントが開催中で、サンタやらトナカイやら追いかけっこやらで、何なんだこのストーリーは………と混乱した) 


ここで全然話は変わるのですが、ハンサムの1週間ほど後、クリスマスに京セラドームでやるジャニーズWESTのコンサートに行かないかとイトコから誘われました。 
全然曲を知らなかったのに、おもしろそう!というだけで参加を決めたので、事前予習をしながら、こないだハンサムで聞いたDearDreamの曲もこんな風にキラキラしてたな~と思い返していました。 
コンサート当日はとってもたのしかったし、WESTの子たちにとって念願だったドーム公演の場に、にわかが立ち会わせてもらってしまったな……と感慨深い気持ちになりました。 

その時なぜか、京セラドーム全体がペンライトで埋まる景色を見ながら、ドリフェス!でもこういうライブをやってほしいなとふと思ったんです。 
知ってわずか1週間足らずなのに、なんでそんなことを思ったのかいまでも不思議なのですが、もしそれが実現したら絶対行きたいし、絶対たのしいだろうなと思ったことも覚えています。 


年末年始の休みの間にアプリを進めながら、いつきくんとチヅの関係性がすきだな~と思っていました。 
ドリフェス!でよく言われる、演技に対する違和感とかはあまり感じてなかったです。むしろ、初めてなのにみんな上手くない??とびっくりしました。 
これはわたしがキャスト(3次)からドリフェス!を知ったからなのかなあと思ってます。 
そして、お休みが終わる直前、ハンサムに一緒に行った友人に、一刻も早く見たほうがいいと勧められ、ドリフェス!のアニメを見ました。 


1話を見終わったとき、キラキラした眩しさにあてられて、そのまま一気見。8話目と10話目、そして最終話はまるでこころを殴られたような気持ちになって見ながら号泣しました。 
見終わったあとは、無理…………しか言えなくなっていたと思います。 
そしてハンサム前にドリフェス!とDearDreamのことを知らなかったことが、めちゃめちゃもったいないことだったと後悔しました。 

新しい映像をもっと見せてくれ…!となったけれど、アニメは(当たり前ですが)1期分の話しかなく、それならキャストの映像を見よう!と、そこからはYouTubeに上がっていたファンミ01の映像を見たり、ストラボで五色丼をオカワリしたり、アニチャに登録して研究室を見たり、配信されているものを片っ端からとにかく観まくりました。 
それらを見ていくうちに、アニメの中の7人だけでなく、キャストの7人もとっても魅力的で、キラキラしていて、素敵な人たちだということを知りました。 


私的な話になるのですが、ちょうど2017年の1月2月は仕事が立て込み忙しく、夜遅くに家に帰ってくることが多かったです。 
そしてほぼ毎日、アニメか五色丼かド研を見ながらひとりでごはんを食べる日々を送っていました。 
仕事上やり取りしなければならない人とどう頑張っても合わなくて、しんどい気持ちで帰ってきたときに、画面の中の7人があまりにもたのしそうでまぶしくて、泣きながら見たこともありました。 
アニメを見てからわずか一週間もたたずに、ドリフェス!というコンテンツが日常の癒やしというか、自分の中の休憩所のようなものになっていたと思います。 
ドリフェス!は出会うタイミングがあるとよく言われますが、わたしにとってはこれが会うタイミングだったんだなあといまになって思いました。 


そんな出会いから1年とすこし。 
それまでも観劇など行ってはいたけれど、どちらかというとインドアオタクのわたしが、こんなにも「現場」と呼ばれる場所に行くようになると思いませんでした。 
握手をしに出かけることも、アロハを着て野外フェスに行くことも、遠征のために飛行機に一人で乗ることも、考えられなかったことです。 
応援できるだけで十分と思っていたわたしが、もらったうれしい気持ちを返さなくちゃ!とこんなにお手紙を書くようになるなんてことも、本当に想像していませんでした。 


ここまでドリフェス!を好きになれたのは、ドリフェスーをきっかけに知り合った方々がみんなやさしい方ばかりだったことも大きいと思っています。 
ハンサムから知ったわたしを、最初から応援している人たちが、途中からとか新規とか言ったりせずに、一緒にたのしもうと言ってくれる。 
現場に行けば声をかけてくれて、顔を見て笑ってくれて、一緒にお話してくれて、わたしの訳が分からない話を聞いてくれて………このあたたかい雰囲気が本当に本当にだいすきです。 


嘘くさい言葉になってしまうのですけれど、わたし本当に顔を覚えてもらうとか、知ってもらうとか、ファンサをもらうとかは全然いいんです(もちろん、もらえたらめちゃめちゃ嬉しいしはしゃぎますよ、だって人間だもの!) 

わたしはペンライトの1つになりたいんです。たくさんの笑顔の中の1つになれればいい。飛ばされる応援の1つになれればいい。 
あなたのことを、あなたたちのことを応援している人がいるよ、しあわせな気持ちになっている人がいるよということが、彼に、彼らに伝わればこんなにしあわせなことはないです。それは、これまでもこれからも変わらないと思います。 

応援はドリカが示すもの! 
25日、満席になったパシフィコの大きな会場で、多くの方と一緒に、めいっぱいの応援と感謝を彼らに届けられること、本当に本当にたのしみです!!!!!